ウォッチやサーチによって第三者による不正な商標等の使用を検出したとしても、何ら手立てをとらなければ何の意味もありません。ウォッチやサーチの目的は、当然に、第三者による不正な使用をやめさせることにあります。
ケースバイケースですが、大きな流れとしては以下のようになります。
1.モニタリング/サーチにより疑義ウェブページ検出・入手
・侵害リスク評価
2.対応策検討
①調査
・ウェブサイトオーナー調査
・ドメイン名インデックス調査
・匿名による商品購入/サービス利用
・商標取得状況
②弁護士コメント入手
・可能な対応策
・解決までに想定されるコース
③ウェブページ証拠保全
3.侵害対応
①警告・摘発
・ウェブページから侵害商標/ロゴ/画像を削除
・不正なリンクを削除
・ウェブサイト運営者への削除/シャットダウン要請
・ドメイン名移転
②追跡モニタリング
4.紛争解決
・UDRP(紛争処理解決)
・ドメイン名移転
5.費用目安
①分析・提案:EUR180.00
②警告書作成・送付:EUR250.00
何れも比較的安価な費用です。