知的財産権は無形財産・無形資産です。ですので、知的財産権は単純に評価できるものではありません。
でも、単純に知的財産の評価を知りたいということもあるでしょうし、知的財産権の評価を知る必要性に迫られている、ということもあるものです。
例えば、知的財産権価値評価は以下のような目的で利用されます。
- 知的財産権ライセンス・ロイヤルティのための評価
- 知的財産権の売買・譲渡・現物出資の際の評価
- 知的財産権の銀行ローン・担保の際の評価(金融機関の与信判断)
- M&Aに際しての評価
- 侵害事案での損害賠償額算出
- 知的資産報告書で株主説明 など
知的財産権を活用・運用するためには、その価値を十分な根拠をもって的確に評価する必要があるのです。
知的財産権価値評価は、主に、特許価値評価・商標価値評価ということになりますが、特許価値のみ、商標価値のみ、ということも可能です。
以下は特許価値評価の目次サンプルです。
PT評価目次1PT評価目次2
コストアプローチ、マーケットアプローチ、インカムアプローチの3つの視点で分析評価いたします。
知的財産権価値コンサルティングの価格は目的・内容などにより相違しますので、一律に申し上げることはできませんが、平均的に1つの特許分野につき、200万円~300万円となります。
ご依頼から1-2カ月程度でレポートいたします。
知的財産権デュー・デリジェンス(DD)
出資者・株主や提携を検討する事業者などへの事実に基づく合理的説明資料として、知的財産権デュー・デリジェンスも行っています。
①事業を継続していくうえでのリスクを抱えていないか(法務デュー・デリジェンス)
②技術力・将来性の価値は投資額に見合っているか(ビジネスデュー・デリジェンス)
知的財産権を定性的かつ定量的に評価いたします。
・技術評価、知的財産権、ライフサイクル、ベンチマークなど
・経済的価値、ライセンス評価、譲渡価格など
・コストアプローチ
・インカムアプローチ
・マーケットアプローチ
対象知的財産権の範囲、対象事業分野・業種、および多岐にわたってご用意いただく資料など、プロジェクトには時間を要します。3-6月内を目安にしています。
費用は1000万円単位になることもあります。まずはお問い合わせください。